昔話②
今回は、昔話①からの続きです。
パチンコ店に入って3日目くらいの事です。
台を叩いている50歳くらいのパンチパーマの太ったおっちゃんが居たので、「どうかしました?」って言ったら、リーチが外れたんじゃボケ!
言われました…まだ若かった私は、売り言葉に買い言葉で、「台叩いたらダメやろ!」って言ってしまいました。
その瞬間!
この若いのが~と言いながら、胸ぐらを掴まれました、反射的に私も相手の胸ぐらを掴んで、島中で押し合いみたいになっていると、主任が走ってやって来て、おまえは事務所に行っとけ!
と、言われたので収まりもつかない中、事務所へ行きました…。
まだ、入って3日目ですよ…
それから、店の台番を言ってカツ丼の出前をする客が居たり、カップラーメンを台で食べている客が居たり、何か変な感じがしてたんですよねぇ~
後から話を聞いて納得でした。
この店のお客さんの半分は、歩いて15分くらいの同和地区から来ていたんです!!
そこの地区の中に組事務所があり、たちの悪い輩が居るわ居るわ…
名前も3つしかなくて、電話呼び出しも何時も同じ名字でしたね。
でも、全員が悪い訳ではないので、優しいおばちゃんからは差し入れを良く頂きました。
夏になると、10人くらいは刺青が見える服装で来るので、その度にお願いしていました。
誰かが揉めると、回りに30人くらいが集まってきて、もう大乱闘です…
もみくちゃ目指して、走ってライダーキックが何発も…いやぁ良く働いてましたわ…
トイレには1週間に一回は血痕が…
たぶん、自分達の縄張りを犯した輩をトイレでシバイテたんでしょうね…
土地柄的に、かなり鍛え上げられましたね!
初のパチンコ店でこれですから、対人トラブルがかなり上手くなりました!
ホールでの仕事は、玉の上げ下げ!一回交換!
1000円開放!ラッキーナンバー!玉コインの交換等々…今よりも仕事量が断然多くて、走りっぱなしでした。
一番苦労したのは、呼び込みマイクでしたね…
ドドイツを言いながら、大当たりした台番をマイクで言っていく。
用紙で5枚の内容を暗記しないといけなくて…
大当たり台番も島端から見て言うので、島中の台番も暗記して…
20分はマイクで煽りまくりしてました!
では、今日はこの辺で!!